エモい短歌がツイッターでバズりましたね。紙と鉛筆だけで、簡単に作れます。お金をかけずに、簡単で、オリジナルで、いきなりエモい俳句がつくれます!まずは、5・7・5の俳句から。
小三娘が作った歌が妙にエモい。悔しい。
— オサム (@osamusanta) October 7, 2021
雨の中君と出会った放課後に
行けたら行くわタイムマシンで pic.twitter.com/i2nMEOM6TH
このツイートは短歌ですね。ピンクが5字、青が7字のカードを並べてつくる短歌です。こちらの商品開発では言葉選びに、とても苦労されたことだろうと、想像できます。でも、子どもらいい言葉選びも楽しめるので、自作でも十分楽しめます。センスがいい言葉じゃないと、もう、そもそも作る気がしない、子どもの言葉選びなんて待ってられないっていう人は、こんなカードがいいですよね。
こちらの商品のようです。
幻冬舎 57577 ゴーシチゴーシチシチ
「行けたら行くわ」がとても大人びていて、ドキッとする言葉ですよね。そして、大人は「行けたら行くわ」はいかないけど、角が立たないように言ってるだけのフレーズととらえます。
でも、次の「タイムマシンで」で、え?過去の話だったの?「行けたら行くわ」が急に、本当に行けないけど、出来たら行きたかったという気持ちに変化する。エモいですね。
紙と鉛筆で簡単にできます
まず、子どもに俳句とはどんなものかは教えてあげてください。
季語が必要(紅葉は秋っぽいよね?雪は冬かな?春夏秋冬の季節を想像できる言葉だよ)
5・7・5の言葉の並びだよ
ここはサラッと、なんとなくでOKです。思いついたら、書き出しましょう!
5文字の言葉を探そう
季語をいれた名前をつかった5文字をまず探そう
秋なら、「もみじ」「紅葉」「秋祭り」「すずむし」といったものを出したあと、
「もみじ」+かな で5文字にして誘導してあげましょう。
「もみじ」+だよ でもいいし、「もみじ」+だね でもいいですね。
秋っぽいことばをとにかく5文字にして書き出しましょう。
次は、気持ちをいれた5文字を探そう
あったかい、きもちいい、たのしいね、みたいな言葉です。
「もみじ」を想像して、もみじみてどう思う?って聞いてあげるのがいいかもしれません。「きれいだね」とかでてきますかね?
7字は動作の言葉で!
動きを表す言葉で7文字です。
走る、歩く、踊る、見る、これらで7文字にします。
息子は「おどりあわせて」「歩いていくよ」「かけだしていく」などをあげていました。
この動作7文字がちょっと大変です。少し追加しないと7文字になりません。
もしくは、形容詞でもいいです。
「おもしろそうな」
あとは組み合わせるだけ
実際にあげた言葉です。字が汚い…。
紅葉が
クリスマス
プレゼント
雪だるま
こたつがね
入学
秋休み
雨蛙
いろいろな
おどろいて
あったかい
つめたい
かけだしていく
おもしろそうな
歩いていくよ
泣いていそうな
踊り合わせて
この中から1個づつ組合わせます。
ここで、つまるようであれば、親の方でちょっと分類してあげてください。
雪だるま つめたい など関連の言葉は〇で囲むなどします。
できるだけ、しないで、奇想天外なものを期待して、待ちます。
待ちます!できあがり
息子が考えたものは次の3つ
小学校が2学期制になり、秋休みができました。秋とか関係なく、遊びにいくぞ!やっほーい!ってことでしょうか。
水たまりをジャンプするように、きっと、あまがえるも楽しいだろうと思ったそうです。
雪だるまをいっぱい並べてみると一斉に踊りだすようなそんな気分になるそうです。クリスマスのにぎやかな雰囲気としんしんと降る雪の静けさが重なって、面白いなと思いました。
実は3つのグループからひとつづつ選ぶというのを想定していたんですが、同じところから、2つ選んだりしています。
雪だるまとクリスマスを一緒に使ったり…。でも、それが2面性、つまり、「静」と「動」を表すことになったりと、それもいい!と思いました。決まりなんて、2つだけ、季語と575だけですから、なんでもいいですしね。プレバト!の夏井先生には怒られちゃうかもしれないけど、「なんかいいじゃん」って思えばそれでいいと思うんです。
いかがですか?子どもと言葉をだしあって、20分ほどでした。やってみてください!