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小3、道徳の時間

今日は長男の授業参観でした。

長男は最初に手をあげたけど、それ以降は全く手をあげなかった。控え目なかんじ。

授業参観、道徳だったんですよ。道徳なんや…って思いました。まぁ、クラスの立ち位置とか、そういうのがみえやすい授業ではあるのかな?私としては、算数とかやって、それでも、クラスの様子がみえるくらい盛り上がる授業をしてほしかったなぁ。

学年ごとに計画したことだから、仕方ないかもしれないけど。

いやいや、長男のノートをみて、うまくノートが取れていないと思って、板書をどうやってしているのか、確認したり、長男にアドバイスするつもりで授業参観にいくつもりだったんです!

まぁ、道徳だけど、仕方ないか・・・と思って、行ってきました。ママが見に来たよっていう…ただ、それだけ。

全く、手をあげない長男に、帰ってきて、ききました。

「だってさ、実際、そんなことできないでしょ?でも、あの場で、そういうこと言うと、友達としてどうこうとか、色々いわれそうだし。それに、僕の考えはみんなと違うみたいだったし…」

どうとくの授業の議題は、こんなのでした。クラスにいる女の子、あやさんとさとみさんは、仲が良くない。あやさんの意見をいつもさとみさんは否定するようなことばかり言って、あんまり気分がよくないから、「今度の公民館のフェスティバルには、さとみさんは誘わないで」とあやさんから、わたしに相談がありました。どうする?みたいなこと。

わたしは、あやさんとさとみさんの仲とは関係ない。

授業では、みんな、あやさんとさとみさんを仲良くさせるために、話し合いをしてはどうか?などの意見が多くありました。もしくは、嫌っている理由を教えてあげれば、改善するんではないか?

長男は、実際、そんな勝手に間に入って、話し合いなんてできるわけないでしょ?って思ってたらしいです。

長男の考えは、仲間外れにするのは、嫌だから、誘う。

わたしとして、できることは、否定的な事を言ったりしたら、その場で「そんなことないよ」ってフォローしたり、「いいすぎじゃない?」ってその場でいってあげる。そんな場面がないのに、後で、やっぱりあやさんが「さとみさんってあの時もほら否定してきたじゃん」って話をしてきたら、「それはかんがえすぎじゃない?ぼくはそんな風にはとらえなかったよ」って話てあげる。ということらしいです。

だけど、たしかに、3年生って、実際はそんな行動を起こさなくても、意見として出し合う時はまだまだその人の立場にたってというのは、考えが及んでいないという年代と思う。それに、積極的に解決に導くおせっかいなところが、いい友達と思ってる。その方が、純粋で受け入れられるというのを、長男なりに感じているらしいです。

うちのルール

うちでは友達との間のことを、少しだけルール化しています。

1.「原因がどうであれ、怪我させた方が悪い」

2.「それは自分がすべきことか考えてみる」

3.「こっそり優先順位をつけてもいい」

これは子どもたちとも、よく話しています。

1.「原因がどうであれ、怪我させた方が悪い」 の考え方

怪我をさせるときって、たいてい、いやなことをされたり、相手がふざけすぎたりすることが多い。

でも、法律だって、まずは傷害について問われて、そのあと、その罪がどのくらいのものか、原因か流れ、動機で刑が決まる。まずは傷害事件をおこした方が悪い。

うちも法律通りに、まずは怪我させた方を怒るという流れにしています。その時に、だって弟がこれを壊すからなど言ってくるけど、それは次の話。怪我をするような喧嘩をすることはありませんが、もし、「すごくいやなことをされて、人格を否定されるようなことを言われても、やり返していいの?」と言っています。その人と同じレベルに落ちないように、自分なりの解決策をみつけるように、それか、すぐ、相談してと言ってます。

2.「それは自分がすべきことか考えてみる」 の考え方

さきほどの、道徳の授業な問題が起こったとき、どうするかの決め方の一つとして、うちの方針を話し合って決めいてるのが、2番。

誘わないでって言われたときに、じゃあ、誘わないでいいのか?誘うか、誘わないか、まずはこれだけを考えてみる。

お友達の仲がよくないのは何とかしてあげたいかもしれないけど、それは自分の問題かどうか考えてみる。この場合は、自分ができることは、「仲間はずれにはしたくないから、誘う」が、うちの方針では正解かなと思います。

お友達の問題を、自分ができることがあるのか、それは一回、自分の立場を考えて、できることを考えてみることがいいかなと思って、そうしています。

3.「こっそり優先順位をつけてもいい」 の考え方

優先順位については、いろんなことに応用しています。今、やらなくちゃいけないことがあるんじゃない?たいてい、宿題をやっていないとか、準備ができていないとか、そういうときなんだけど。

お友達とのなんやかんやにも、優先順位をつけてもいいと言っています。お友達のランクをつけてはいけないけど、例えば、先に誘ってくれた子と、後から誘ってくれた子、これは先に誘ってくれた子を優先しつつ、後からの子にも「じゃあ、一緒に遊ぶ?」ってすぐに言えればいいかなというかんじです。

自分のやりたいこと、友達のやりことが違っていたりしたとき、じゃあ、自分のやりたいことはどこまでやりたいのかな?お友達ほどではないかな?って、一瞬考えれば、譲ったり、誘ったり、自分の行動の決め手になってくれるといいかなと思っています。

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コロナ禍で、家庭学習が重要になってきました。
子どもは黙っていては、勝手に学習はしてくれません。子どもが率先して、楽しく学習できるように、試行錯誤する記録型ブログです。

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