学研教室の場合と、自宅個人学習での2パターンになります。
学研教室の場合
級に合わせた教材をセットできます。通常の学習とは別に、うちの教室では、受験級にあわせたプリントを全部ファイルにいれてセットしています。いつも、B5フラットファイルにちょうどぎっしりというかんじです。
学研教室は、教材が月謝に含まれているので、繰り返しやって何度もプリントを使っても、プリント代はかかりません。しっかり、繰り返しできますし、教材をコピーして準備するなどの保護者様の労力も費用もかかりません。
プリントは全部、やってもらうことが最善ですが、学年を落として復習に受験する場合は、ところどころについている確認テストのプリントのみをやってもらっています。
その確認テストで間違えたところを、しっかり復習してプリントをやってみる。という繰り返しです。
最終に、学年全体の復習プリントがありますので、その裏面の漢字のところだけやっていく作業をくりかえしています。
仕上がりがみえてきたところで、過去問をプリントアウトして渡しています。150点中120点以上で合格!ここまでやると、しっかりできているので、120点以上は多くがとれています。でもここで、3問くらい間違えるんですよね~。その辺を満点にしてあげるのには、間違えたところを、ノートに書きだして、やっていく必要があります。
おすすめのノートは、漢検が監修したノートです。
このノートなんですが、同じ読みの漢字や形が似ている漢字、使った文を自分でかくことで、整理できます。
新しく習う漢字をこれに書いていたんですが、やりすぎると疲れちゃうので、直しの必要な漢字だけでいいかなと思います。学研教室のプリントでは、漢字家族と呼んで、同じ文章でよく使う漢字例えば小3で「犯」「罪」を習うんですが、学校では時期がバラバラに習います。でも、「犯罪」という熟語で使うことも多いですので、こういった感じを漢字家族として、まとめて学習するようにしています。
その他、「州」「区」など、住所に使う漢字を一同に集めたプリントを作ったりしています。
教室ではさらに、大きい順に並べてねとホワイトボードに「国」「県」「市」などと順番に書き出してもらって、イメージをつかむことに取り組んでいます。
漢字のイメージをつかむことはとても大事です。漠然と覚えているだけでは、テストが終わったら、すっかり忘れてしまうと、漢字を使うことができません。テストでも、次の級を受ける時に、困りますよね?これまでの漢字もでるので(ちょっとですが)、学習し直しすることになってしまいます。
そして、過去問はネットにもよくありますので、それを利用してもいいですし、
本としておすすめは過去問をまとめたこちらの本です。各級ごとにでていますし、見開きで印刷するとA4サイズで、便利だと思います。
自宅学習で完結の場合
まずは、漢字の学習です。
小学生の場合は、絵柄がかわいい、取り組みやすいテキストをお勧めしています。
記入する欄も大きく、1日どれくらいやればいいかをはっきり書いてくれていますので、やりやすいテキストだと思います。ただ、この本の問題点は、サイズです。コピーしにくいサイズなんですよね…。
直接本に記入してしまうのなら、問題ありません。ただ、繰り返しやるために、コピーして書かせようと思っていると、A4だと見開きははみ出てしまう。1ページづつ印刷すると余白が多くてもったいない気がするんです。
なので、この本を買って、直接書いて、覚えにくい漢字のみノートに書きだすのがいいかなぁと思います。
おすすめは、
とりあえず、1周全部やってもらいます。その後、間違えたところを書き直しするようにしますが、間違えたところを、分かりやすいように、良く先生が使っている太めの赤ペンではっきりわかりやすくチェックを入れることが重要です。
こんなぺんてるの赤ペンはおすすめです。
先生が使ってるプラチナの赤ペンも有名ですが、ぺんてるの方が安くて、百均でも売っているので、入手しやすく便利だと思っています。結構、すぐ無くなるのがネックなんですけどね…。その分、お子さんも漢字をいっぱい書いて学習しているわけだから、そりゃ赤ペンもなくなりますよね。勲章です!
話がそれましたが、赤ペンがついているところだけ、ノートに書き出して、繰り返し練習です。
お時間があれば、お母さんが声で問題を出してあげて、ノートに書いたり、飽きずに取り組めるように、楽しんでクイズみたいに取り組んでください。
かけたら「正解!」「できたね~」「読みやすく書けてるよ~」なんでもいいので、気持ちをあがる声かけを。
一通りできたら、完璧じゃなくて大丈夫ですので、過去問に取り組みます。
おすすめは、漢検からだしている過去問がおすすめです。
実物大のものも、でているんですが、コピーしやすいので、こちらをおすすめしています。
何度もやる必要がありますし、是非コピーして、過去問は取り組んでください。
それでも、何冊でも買っても我が子のためならそれくらいはできますって方は実物大を。もちろん、実物大がいいにきまってますし。進学塾へ行くよりも安いですしね…。塾のテキストのことを思えば、これくらいはすごく安く見えてくると思います。
ただ、学研教室は2教科でプリント代込みで、施設費も取らないし、それで8800円なので、漢検の勉強も数検の勉強も、それに普段の学習も、わからないところから丁寧にとなると、どの学年のドリルを買ったらいいかわからないし、そりゃあもう、沢山用意して、ここだけやってと無駄なドリルがわんさか増えて、こどもの思考もしっちゃかめっちゃかになっちゃいますしね…。かなりお得な塾かなぁと思います。
費用が安い分、施設費用がつくれないので、自宅を開放している教室が多いのだと思います。過去問のテストの用意や、場所代、などを考えると採算がとれません…。お高い塾の費用は、すばらしい教育のためじゃなくて、教室の場所代のことが多いです…。高いところにいけば、できるようになるっていうのは幻想ですね…。高いと意識が高い家庭のお子さんが集まることが多く、勉強にも熱心なので、熱心なお子さんたちの仲間になって、切磋琢磨したいということでしたら、おすすめします!