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子どもと災害や危険【避難訓練と各自宅での指導について考えてみる】

  • 2021年10月16日
  • 2021年10月16日
  • 育児
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もうすぐ、息子が通う幼稚園で、緊急時の引き渡し訓練があります。防災の日は9月1日ですが、夏休み明けすぐということもあり、いつも秋ごろに行われているようです。

月1回は避難訓練をしています。きっと、各保育園や幼稚園、どこでも避難訓練は頻繁におこなれていると思います。うちは引っ越しが多く、息子3人の保育園や幼稚園は計5園にもなりますが、どこの保育園でも幼稚園でも月1回の避難訓練が行われていました。

引き渡し訓練に関しては、保育園で行われていたかどうかわかりません。というのも、通った2つの保育園は職場内保育園だったために、引き渡し訓練の概念がちょっと違っていたんだと思います。

子どもの思い

子どもの思いってそんな大げさなものではありません。

ただ、子供たちから、火事にあったら…事故にあったら…災害にあったら…ママが病気になったら…の質問が幾度となくきます。一人は時々でも、3人がそれぞれ、この質問を投げかけてくると、少しづつ私の中に溜まって、少しづつ質問がズシリとくる感じがしてきます。

昨日の夜、3歳の息子は、火事になったら…の話を寝る前にしていました。夜の暗闇にふと怖くなったのでしょう。

でも、内容は

3歳息子「ママ、火事になったら、しっぽが燃えやすいから、すぐ逃げてね」
ママ   「ママはしっぽないけど、すぐ逃げるね」
3歳息子「うん、でも、しっぽはもえやちゅいよ(燃えやすいよ)」
ママ      「うん、でも、ママは尻尾生えてないの」

私にとって、しっぽは何なんだろう?と思いました

後ろにいる子供たちのことかな?
長いスカートの裾かな?
本当は私たぬきだったのかな?


長男は心配症でよく、こういった質問をしてきます。社宅なので、大きい声でさけんだら誰かきてくれるよと言っても、「その大声を出すのは、僕が一番お兄ちゃんだから、僕の役目なんだね…」と嫌そうな声を出します。
その一つ一つが、少しづつ溜まって、ちょっぴり不安になったりします。

長男が年長さんの時にこんなことがありました。

長男が、災害にあったらどうしようと心配しすぎて困る。
今月、ほとんどパパが出張でいない状態が続き、幼稚園の避難訓練があって練習したり、心得を学んで、さらに自分のお誕生日会で、生と死が結びついたようで、地震でどうなったら死ぬのかママが死にそうになったらどうしたらいい?とか色々聞いてきます。聞くだけなら、もちろん、教えてあげるし、大事なことなので、繰り返します。
だけど、心配し過ぎて、夕飯を吐きました。
どうしても心配になって喉も通らないと、無理やり飲み込んだら、嗚咽したらしい。
「もしも、ママが倒れて、119番忘れちゃったら、どうしよう?」
「119番も忘れて、近所の大人に助けてもらうっていうのも(社宅なのでだれかいるでしょ?と)忘れたらどうしよう」と聞くので、
「もうそこまで忘れたなら仕方ないわ。諦めて、死を受け入れる」と言ったら、
「人生あきらめたら、信号が青になる前に飛び込むんでしょ?」
「はあ?!!!!何言ってるの!」と怒鳴ってしまいました。

どこで聞いたんでしょうね?人生諦めたらとかいうフレーズ。
怒鳴ったら「ママが諦めるって言ったでしょ?そういうことでしょ?」とキレてきました。

「は?諦めて自殺なんか絶対しない!受け入れるって言ったの!」もう、よくわかんなくなってきました。

なんか、結局、ケータイの緊急電話のかけ方を復習しただけで、防災についてはなんにも教えてあげられませんでした。
ってか、私もわかんない。防災ってなにするの?

ケータイの充電できるくらいの手回し式充電器買おうかな。それくらい。ガスのかわりに、ガスコンロは用意してるし、飲料水は確保してるし、体をふくためのウィットティッシュなんかは大量にあります(おしりふきを箱で買っては、これは優しくないとか、これはちょっと薄手とかいって、買い替え足して、大量にあります)。ろうそくもある。
ま、そういうことじゃないんでしょうね。
パパがいなくても、ママがいるからといっても、ママが三男のことばかりで自分のことが後回しになるのではないか?と思っているのではと思いました。
「どうしても困ったら、勇気を出して、大声で助けてくださいっていうのよ。真剣に。」
「どうして大声でいうの?」
「真剣さを伝えるためよ。いたずらじゃない、どうしても助けてほしいって気持ちをだすの。」
勇気をだすのは、長男の自分なのかと思ったでしょうね、きっと。
もう、そのへんの気持ちはどうしようもないわ。長男だからとか言わないから、強制はしないから、それで許して。

子どもは幼稚園や学校で習った「おかしもち」はしっかり覚えています

避難訓練で度々でてくる「おはしも」「おはしもな」「おかしも」「おかしもち」は子どもなりに、しっかり覚えているものです。

お=おさない
か=かけない(は=はしらない)
し=しゃべらない
も=もどらない
ち=近づかない(な=泣かない)
指導が繰り返し行われていることで、この部分での家庭での指導は必要ないかな?と思いました。
 

ただ、それは学校や幼稚園など集団での避難にとても役立つ内容であって、実際の災害時に学校にいるのかな?と考えてみました。

学校以外での災害にあったとき(電車がとまったときの体験がためになりますぎる!)

実は、ありがたいつぶやきがったのでご紹介したいです。

ケータイとお金の話

食料と避難場所を確保するって大事だなって、このツイッターで本当に思いました。

災害って、色んな時があって、電車が動かなくて、帰宅できないって「帰宅難民」も災害の一つで立派な緊急時だと思います。

ここでは、地震でもなく、津波でもなく、停電でもないので、ケータイやお金、マクドなどの避難も出てきました。

東日本大震災の時、ケータイ使えなかったですよね…。電波が混みあってて、かかりにくい状況が続いていました。実はツイッターだけは使えていて(日本に地震が起きたのを知って、サーバの確保をしてくれたそうです)、ツイートから安否を確認できました。

みんなが一斉に電話するような時、ケータイは使えないと思った方がいいです。お祭りなどの人が集まる時も、ケータイは使えなくなる時があります。でも、1日すれば、かなり緩和されて、ケータイは使えるようになります。電池さえ、もっていれば…。

でも、子どもが一人で緊急時に一夜を過ごすとなると、トラウマになりそうな怖い夜ですよね。

この場合、「おかしもち」にでてくる戻らないは、ちょっと忘れて、塾など知っている大人がいるところに戻るべきかなと思います。それも、時と場合によりますね…津波などの場合に戻るとどうなるか…。

そして、お金の扱いって重要ですね。

子どもが一人で塾などに行くようになったら、子どもが自らレジで買い物をするくらいは練習すべきかなと思います。

このツイートの方のように、小銭を持たせるって重要だなと思いました。

公衆電話、自販機での買い物、停電時のカード利用不可、を考えると必須ですね。

番外編 車に閉じ込められたら!

去年の9月に高松市で、女児2名が車内に置き去りにされ、死亡する事件がありました。週に2回ほど、夜、車内に閉じ込めたまま、お母さんは飲みに歩いていたと報道されました。その日は昼間で放置して、炎天下の中、熱中症になってしまったとのこと…。

報道で、車を写真でみました。

「あ、うちと同じ車…」

最初は飲みに歩いていたことは報道されていなかったので、ちょっと買い物にでて、熱中症になったのかと思いました。15分だけでも、相当の暑さになるので、そうかもしれないと。

BMWに標準装備の仕様ですが、カギを外して外にでると、すべてがオフになります。

エアコンも止まる、窓も開けられない状況になります。もちろん、ドアも開きません。

盗難防止にはとてもいい仕様だと思いますが、エアコンつけとけばいいかという気軽考えは全く通用しません。カギを持って出ると、完全にオフしてしまうからです。

鍵はいつも、カバンの中、カギをさすところはもちろんないので、車外にでれば勝手にカギを持ってでたことになります。すると、エアコンはオフ、すべての機能が停止します。カギを置いて、エンジンをかけた状態で車外にでれば、エアコンはついているかなと思います。

この車内にとりのこされた女児は窓もドアも開けられない状態だったと思います。しかも、デーラーの強い押しで、ほとんどのBMWは後部座席が見えにくスモークっぽいガラスになっていることが多いです。外から女児がみえることはなかったでしょう。フロントからも、運転席と助手席の座り心地優先のためにシートが大きめの作りになっていて、後部座席のチャイルドシートも見えにくい状況です。かなり、防音もあり、中から話す言葉も聞こえにくかったと思います。

思いっきり、クラクションをならして!

これ、大事です!

大事なことなので、もう一度言いますね。クラクションならして!周囲の大人が気が付きます。

どんな車でも、クラクションならす!これがいいと思います。

子どもはチャイルドシートのシートベルトくらい頑張れば、抜け出せます。しっかり止めていても、バックルを外し方は勝手に覚えているし、シートベルトをゆっくり引けば、伸びるってことも、体験から知っています。子どもは体が柔らかいし、バックルが外せなくても、頑張れば、無理やりすれば、チャイルドシートから抜け出せます。

子どもの色んな危険、シリーズ化して書き溜めていこうかな…。不安がひとつひとつ解消され、安心安全な暮らしができますように。

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